こんにちは!歯科衛生士のCHIKAです。
そう感じたことって、ありませんか?
黄色っぽい歯に悩んでいた昔の私は、テレビで可愛いタレントさんやきれいな女優さんの白く輝く歯を見るたびに
「いいなぁ、あんなに白い歯が保てて。羨ましい。」
と、眩しく感じていました。
歯科衛生士、そしてホワイトニングコーディネーターという歯の美白の専門家になった今、
たくさんの情報を収集してきて、歯の黄ばみをおさえつつ着色しにくい歯を維持する方法が理解できるようになってきています。
今回の記事は、歯の黄ばみに悩んでいた歯科衛生士の私から歯の黄ばみに悩むあなたへ、
少しでも歯を黄ばみにくくする方法をシェアさせてくださいね。
あなたの生活にすぐに取り込むことができる便利な情報満載ですので、ぜひチェックしてみてください。
歯の黄ばみは正常って本当?
実は、日本人の大人の歯は、もともとから少し黄色っぽい色をしているのが正常です。
(ちなみに、子供のころに生えている乳歯の色は、大人の歯である永久歯とは反対に、少し青白い色をしています。)
どうして、大人の歯は黄ばんでいるの?
今から解説していくね。
下の図を見てください。
歯の白い部分はエナメル質と言いますが(歯の表面の部分)、エナメル質の色は透明っぽい色~白っぽい色をしていますね。
そしてエナメル質の下には象牙質があり、この象牙質の色が黄色っぽい色です。
永久歯が黄ばんで見える原因は、象牙質の黄色っぽい色が半透明のエナメル質から透けて、歯が黄色っぽく見えるというわけなんです。
でも、人間の歯は、みんな同じ構造のはず。
なのになぜ、人それぞれで本来の歯の色が違うのでしょう?
本来の歯の色は○○で決まる
歯の色を決める要素は、2つあります。
歯の色を決める要素1つ目は、
エナメル質の薄さ
で決まります。
歯の構造はみんな同じでも、エナメル質の厚みって人それぞれ違うんだよ。
このエナメル質が薄い人は、当然黄色っぽい象牙質の色が透けやすくなります。(私、このタイプ。)
そして、歯の色を決める要素2つ目は、
加齢
による変色です。
①永久歯が生えてすぐの子供の、まっさらのエナメル質
②永久歯を何十年も使い続けてきた大人のエナメル質
明らかに、エナメル質がすり減って薄くなっているのは、②永久歯を何十年も使い続けてきた大人のエナメル質ですね。
使えば使うほど、エナメル質は薄くなるので象牙質の色が目立ってくるという。
エイジングって、お肌だけではなくて歯の色にも影響するんだね。
歯の色を決める2つの要素、
この2つは、生活していく上でどうしても避けて通れなかったり、自分でコントロールできないことになりますが、
日頃の歯のお手入れを少し変えるだけでも、歯の黄ばみを抑えることができますよ。
ここからは、私が白い歯を保つために心がけていることを解説しますね。
歯の黄ばみを抑える5つの方法
歯の構造などのむずかしい話はこの辺で置いておいて、
ここからは白い歯大好き歯科衛生士CHIKAから、
毎日の生活の中で簡単にできる”歯の黄ばみ予防”についてお伝えします。
食事内容に気をつける
歯が黄ばみやすくなる大きな原因のひとつに、食事が関係してきます。
普段何気なく食べている食べ物でも、着色しやすい食べ物がたくさんあるよ。
例えば、どんな食べ物が着色しやすくなるの?
こういった食事内容は、かなり歯に着色がしやすくなります。
いわゆるステイン、香辛料系のものなどですね。
気にしすぎていたら何も食べられなくなるので、基本は食べたいものを食べても大丈夫。
ただ、上記の着色しやすい食べ物を毎日のように食べていると、着色・黄ばみのペースが速くなるので注意が必要です。
食後すぐに、うがいをする
食後すぐにうがいをすると、歯の表面に付着した着色料を洗い流してくれるので、着色しそうな食べ物を食べたときには水でうがいをすると効果的!
唾液を増やす
唾液は、食後の水と同じで歯の着色を流してくれる効果がある優れものです。
唾液が多い人は着色しにくく、唾液が少ない人は着色しやすい傾向にあるよう。
ちなみに、唾液が多いと虫歯の予防にもつながりますよ。
歯の着色を落としてくれたり、虫歯予防をしてくれる唾液。
唾液を増やす方法はどんな方法があるの?
一番手っ取り早く出来る唾液の増やし方は、よく噛むことだよ。
とにかく、食事の早食いは禁物です。
1口しっかり噛んで食べることを目標に、顎を動かしましょう。
刺激された唾液腺から唾液が出やすくなって、着色予防につながります。
ティースホワイトパックを使う
@コスメで人気のこちらの商品、噂には聞いていましたが、歯が白くなるという口コミが結構あります。
このティースホワイトパック歯磨きは、歯に直接ペースト状のパックを貼るだけで歯の着色を浮かしてくれるんです。
私は、ホワイトニングのことが少しでも掲載されていたり特集されている雑誌や本を読むのが好きなのでいろいろ買いあさるのですが、ホワイトニング特集されていた雑誌にも取り上げられていました。
(↓一部抜粋)
さらに、使用感がわかりやすい口コミも見つけたので、引用しますね。
歯磨き粉つきの湿布のような物を上下の前歯に貼り付けます。
口をあけながら貼っているとヨダレが垂れてくるので、密着させるためにかティッシュで拭いて貼り付けます。
簡単に歯に密着させることができ、噛み心地がムギュっと気持ちよくてついつい噛みしめてしまいます。
梅のど飴のような美味しい風味で3分と言わず、ずっと貼っていたくなりました。
時間が来て剥がすのは簡単ですが、意外に歯にペーストが残っていました。
そのペーストを使って全体の歯も磨きましたが、つるつるになりました。
最近磨き残しが気になるようになっていたので、やはりこのつるつる感は病みつきになりそうです。
肝心のくすみですが、色素沈着してしまった歯がきれいに白くなるわけではないですが、なんとなくきれいになったような。
このまま続けて使ってみようと思います。
口コミを見てみると、続けて使うことが効果につながる模様。
フェイスパックと同じ感覚で、週に1回とかでセルフエステ的に使うといいですね。
歯医者でクリーニングする
歯医者では、ホワイトニングとはまた別に、歯の表面の着色を落としてくれるクリーニングがあります。
ホワイトニング = 歯そのものの色を漂白する方法
クリーニング = 歯の表面の汚れ・くすみ・着色を落とす方法
というイメージ。
たばこのヤニやコーヒーの着色を落とすクリーニングの画像がこちら。
歯そのものの漂白ではありませんが、歯の表面についた着色を落としてもらうだけでもスッキリするもの。
クリーニングの内容や値段は、歯科医院によって違うことが多いので、クリーニング希望の方はぜひかかりつけの歯医者さんで聞いてみてください。
このクリーニングは、保険適用内でできることなので、ホワイトニングよりも安価にできるよ。
ちなみに、ヤニや着色って目で見てもわからないんですけど、実は表面がザラザラです。
ザラザラの面ってそのまま放置すると、ザラザラの面にざらに汚れがたまりやすくなるんですよね。
歯医者でクリーニングしてもらうと、着色やヤニなどでザラザラになった歯の表面がツルツルになります。
歯の表面がツルツルになったら、歯につく着色のスピードもゆっくりになって、着色のないキレイな歯の状態で保ちやすくなりますよ。
私は月に1回くらいのペースで、自分でクリーニングしています。
歯の黄ばみを抑える方法 まとめ
今回は、白い歯大好き歯科衛生士CHIKAから歯の黄ばみを抑える方法についてお伝えしました!
歯の着色や黄ばみが気になってきたら、自費治療で高価なホワイトニングをするまえに、
まずは自分でできることや、保険適応内でできるクリーニングから始めてみてもいいと思います。
ちなみに私は、家でセルフホワイトニングキットを使ってホワイトニングしていますよ。
ではでは、読んでくださりありがとうございました!
白い歯大好き歯科衛生士、CHIKAでした♪
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