こんにちは!
歯科衛生士のKIRAKOです。
先日、セルフホワイトニングが出来る美容室でホワイトニングを施術してきました。
とは言っても、私は写真などの記録が録りたかったので実際ホワイトニングを体験したモニターは私の旦那S氏なのですが。
今まで、美容室でのセルフホワイトニングに興味はありつつどんなものなのかと疑問に思っていた私。
そんな私のように、
「美容室で受けるセルフホワイトニングって、どんな手順だろう??」
と、セルフホワイトニングが気にはなりながらも、いまいち一歩踏み出せないあなたの参考になれれば嬉しく思います。
今回私がセルフホワイトニングを体験させてもらったのは、香川県高松市で人気の美容室 Free artさん。
連日セルフホワイトニングを受ける美意識の高いお客様がいらっしゃっていて、カットやカラーと同じく人気のメニューになっているそうですよー!
では早速、セルフホワイトニングの詳細を見ていきましょう!
・一般的なホワイトニングとセルフホワイトニングの違い
こんな疑問を持ったことはありませんか?
”ホワイトニング” とは言えども、種類は様々。
施術の手順も使う薬剤も、効果も費用も、それぞれでまったく異なります。
セルフホワイトニングの詳細を説明する前に、一般的なホワイトニングとセルフホワイトニングとの違いを解説しますね。
一般的なホワイトニング | 比較項目 | セルフホワイトニング |
---|---|---|
過酸化水素・過酸化尿素 | 薬剤の主成分 | 酸化チタン |
ハロゲンなどの熱 | 光源 | 可視光線(LED)使用。熱はない |
1回で白くなる | 効果 | 歯磨きでは落ちないステイン着色をクリーニングする |
高濃度の薬剤は歯茎に付くと痛い | 人体への影響 | 人体に影響はない |
しみることがある | 歯の痛み | 痛みは無い |
エナメル質を溶かす漂白 | 作用 | 黄ばみを浮き上がらせて除去する |
高価格 | 料金(1回) | 低価格 |
あり | 食事制限 | なし |
出来ない | 虫歯/人工歯の可否 | 可能 |
上の表のように、一般的なホワイトニングでは強いお薬を使用して一気に歯を漂白するというイメージですが、反対にセルフホワイトニングでは優しいお薬を使用して、歯にこびりついた黄ばみを除去する、といったイメージになります。
ですので、
「1回で歯を真っ白にしたい!!」
という場合には、セルフホワイトニングよりはオフィスホワイトニングが向いていると言えるでしょう。

とは言え、セルフホワイトニングも立派なホワイトニングのひとつです。
実際に体験すると、
「び、び、美容室で、ホワイトニングを、しているぅ!」
と、
なんだか変にテンションが上がってしまった我々夫婦。
優しいオーナーさんの快諾を得て、遠慮のかけらもなく写真をバッシャバシャ撮らせてもらっちゃいました。(※皆さんも写真撮影の際は、お店の方に一言お伺いしてみてくださいね。)
・美容室でセルフホワイトニングする方法
「美容室へ行って自分でホワイトニング…。
美容室へ行って自分でホワイトニング…。
美容室へ行って自分でホワイトニング…。
セルフでホワイトニングなんてぇぇぇ…」
ちょっと不安になってしまう気持ち、よーくわかります。
ですが、その点は心配無用!
ある程度は店員さんが説明してくれますし、わからないことがあればすぐに聞くこともできますので、何も気にせずリラックスしてホワイトニングすることが出来ますよー♪
1.カウンセリング
来店したらまずは、アンケートを記入します。
利用規約に目を通して、承諾できる内容であれば同意書に署名。このときの実際の利用規約の内容はザっと説明すると、こんな感じでした。
・顎関節症の方、アレルギー体質の方(金属、チタン、ラテックスなど)、光過敏症の方、妊娠中の方、歯や体内に異常を感じて医師の診察が必要な方はご利用を控えてください
・差し歯、入れ歯、被せ物は効き目ありません
・神経を抜いている歯には効き目ありません
・薬の副作用で変色した歯にも効き目ありません
2.セルフホワイトニングの説明
ホワイトニングスペースは、なかなか本格的なもの。
美容室の一角とは思えないような空間です。
同意書にサインが済むと、いよいよホワイトニング開始します。
だいたいの流れを、手順説明書のようなものを見ながら、オーナーさんが説明してくれました。
(ホワイトニング説明書)
3.ホワイトニング前の歯の色の確認
”シェードガイド”と呼ばれる、歯の色の見本を使って、ホワイトニング前の歯の色を確認しておきます。
そうすることで、ホワイトニング後に歯の色がどう変化したのかがわかりやすくなりますよね。
(シェードガイド)
4.ホワイトニング前の歯磨き
ホワイトニング前には、歯の汚れをしっかり落としておいたほうが薬剤の効き目がいいので、歯をきれいに磨きます。(中年のヒゲ面すんませんw)
歯ブラシも歯磨き粉も、専用のものを用意してくれているので安心ですよ♪
5.歯の表面の水分を取る
歯磨きが終わったら、ホワイトニングしたい歯の表面の水分をティッシュで拭き取ります。
歯が唾液や水分で覆われていると、塗布した薬剤の濃度が薄まるので効き目が半減。
しっかりと、水分を拭き取ることがポイントです。
6.薬液を吹きかける
水分が拭き取れたら、また歯が唾液で濡れてしまわないうちに、歯の表面にホワイトニング剤を吹きかけます。このホワイトニング剤は、スプレー状のものでした。
吹きかけたスプレーは、綿棒を使ってホワイトニングしたい歯のすみずみまで行き渡らせる&余分な薬液を吸い取りましょう。
7.LEDライトを照射する
薬剤が全体に行き渡ったら、いよいよライトの照射です。
この感じ、ホワイトニングー!!って感じしませんかーーー!!!
やってる感、ありありの図。
このLEDライト照射は、9分間です。
ライトが当たっていないところがあれば、それもまたホワイトニング効果が薄れるので、9分間はあまりゴソゴソと動かずにジー―っとしておくこともポイントね。
8.2回目の歯磨き
9分経過したら、うがいをして2回目の歯磨きをします。
このときは、歯磨き粉をつけなくてもOK。
9.5~7を繰り返す
↓
↓
10.最後の歯磨き
2回目の照射で9分経過したら、最後の歯磨きをします。
歯磨き粉はつけなくてOKでした。
これにて、S氏人生初の、セルフホワイトニング終了です。
中年ヒゲ面にも簡単に出来たぜー!!!
11.色のトーン確認
ホワイトニングが終了したら、最初にチェックしていた歯の色と、ホワイトニング後の歯の色を比較します。
シェードガイドが曲がっているS18とS30という色が、ホワイトニング前のS氏の歯の色です。
この写真では少々わかりにくいので、比較写真を作ってみました。
なんとなく、白くなっているようなそうでもないような……!!w
オーナーさん曰く、何回か繰り返すと効果が出やすいとのこと。
マイルドな薬液を使用している分、1回のセルフホワイトニングでは効果がわかりにくいようですね。
私が自宅で使用しているセルフホワイトニングのビースマイル【ホワイトニングスタートキット】も、今回美容室で体験したセルフホワイトニングと同じ薬剤を使っています(酸化チタン)。
徐々に効果が出てきている感じもしますので、また報告しますね!
・美容室でするセルフホワイトニングの費用
最後に、今回チャレンジした美容室でのセルフホワイトニングですが、お値段は初回3500円でした。2回目からは4500円です。
セルフホワイトニングを行っている施設にもよりますが、だいたい初回3000円~くらいでセルフホワイトニングは受けられます。
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングは1~3万円くらいですので、セルフホワイトニングで使っているお薬がマイルドとは言えども安価なところは魅力と言えるでしょう。
・歯のホワイトニングを美容室で体験レビュー まとめ
1.カウンセリング
2.セルフホワイトニングの説明
3.ホワイトニング前の歯の色の確認
4.ホワイトニング前の歯磨き
5.歯の表面の水分を取る
6.薬液を吹きかける
7.LEDライトを照射する
8.2回目の歯磨き
9.5~7を繰り返す
10.最後の歯磨き
11.色のトーン確認
今回体験させてもらったセルフホワイトニング、あまりに簡単にきれいになった歯がS氏も嬉しかったようで 、鏡を見てはニヤついてます。w
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングほどの効き目はありませんが、まったく白くならないことはないので、安価で手軽にホワイトニングを体験してみたい方にはおすすめです。
一人でも全然平気で受けられますので、美容室でのセルフホワイトニング、ぜひ一度体験してみる価値ありだと思いました!
高松市 Freeart


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